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2010年12月22日
swallows
'Antique Brooch 2 Swallows' Designer:Adolph Katz 1944年 U.S.A. ¥15650
こちら、二羽のツバメのブローチになります。1930〜60年代にNYで活躍したコスチュームジュエリーデザイナー、アドルフ・カッツのデザイン。素材はゴールドカラーメタル。しっかりした作りで重量感があります。写真ではツバメたちがちょっと太り気味に見えますが、実際に見るともっとシャープでエレガントな印象です。首から羽にかけて小さな石が埋め込まれていて、光の当たり具合で控えめにきらっとします。立体感があるので、つけてみると本当につばめがとまっているみたいでとっても可愛い。。。程よい大きさなので、ストールを留めたり、ウールのコートの襟や胸のところ、ポケットにつけたり、バッグにつけたり、意外に髪飾りにもできそうだな...男性がつけても素敵ですよ!...それに番いの物は縁起もいいって聞くし...使い方は無限大!!
...でも無限大は大げさでしょう〜と思ったかもしれませんが、なんとこのブローチ、
クリップにもなるんです。
このようにつばめを一羽ずつに分けて、クリップとして1つずつ使うこともできるんです。パチンとはさめる感じで使うんですが、このクリップも少し力を入れないと閉まらないくらいきついので、色んなところにしっかり留められると思います。
みなさんは、どんなふうに使いますか??
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〜コスチュームジュエリーの歴史〜
ジュエリーの歴史は人類誕生の歴史とほぼ同じくらいに始まっているんだそう。古代は魔除けや呪術の対象として、中世にはきわめて宗教的な意味合いで身につけられ、ルネッサンスの時代になって初めて人間が自己表現を楽しむためのものとなりました。しかしこの時代、ジュエリーを選ぶのは専ら男性で、女性は男性の権力を誇示するためのものであるジュエリーを身につけていたんですね。
女性が自分の意思で服を選び、それに合ったジュエリーを楽しむようになったのは、ずっと後の20世紀初頭。この頃になると女性も社会進出を果たし、自分の収入で好きな物を選べる時代が到来しました。アメリカやイギリスで女性が参政権を勝ち取るようになると、いろんな意味で女性たちの生活は開放され、コルセットで体をしめつけられていたファッションが体のラインを出すドレスやミニスカートに...長い髪をばっさりと切り、ショートカットに合う長めのイヤリング、何連もあるブレスレットなどそのファッションの変化にあわせてジュエリーも変化していきます...
そんな中、誕生したのが「コスチュームジュエリー」。
それまでは貴金属と天然石をカットしたものや天然の真珠等を使用したもののみがジュエリーとされていました(ファインジュエリー)が、「コスチュームジュエリー」とは、素材の価値にとらわれないで、デザインを重視したより自由なアクセサリーのこと。その先駆者となったココ・シャネルが「何カラットの宝石を身につけるかが問題ではなく、大切なのはいかに洋服に合ったジュエリーをつけるかということ。」という言葉を発した1924年から、コスチュームジュエリーはあらゆる階層の女性たちに広く受け入れられていったそうです。
やがてこれらは海を渡ってアメリカに上陸。ハリウッド女優たちを瞬く間に虜にし、一般の女性たちの間でも爆発的な人気を得ました。こうして’舞台や映画のコスチュームに着けられたジュエリー’ということから「コスチュームジュエリー」という呼び名がつきました。アメリカの女優達の他、ジャクリーヌ・ケネディやアイゼンハワー大統領夫人、英国のダイアナ妃といった本物のジュエリーに不自由しない環境にいた彼女達の心をも捉えたコスチュームジュエリー。色やデザインの制約がない分、自由な発想のジュエリーを作る事を可能にし、素材の価値を超えた作り手の美意識と心意気がつまった遊び心あふれる魅力的な作品が次々と生み出されました。ヴィンテージのものは本物のジュエリーに迫る魅力をもつものが多く、今では作ることのできない貴重な存在。このツバメブローチも、そんな中の一つです。
投稿者 HELLO BOOKSTORE : 2010年12月22日 13:20