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2007年03月30日

2006年11月『はろー書店の旅』〜フィンランド・チェコ・ドイツ〜Part3

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プラハ・ヴァーツラフ通りの頂きにある国立博物館 PM 9:00

ヘルシンキ4日間の滞在を終えプラハへ!
「チェコは何度目になるのだろうか」・・・ヘルシンキ発の機内でふと思い、パスポートを開いて数えてみた。電車マーク、車マーク、飛行機マークの入国スタンプが押されていた。いろんなルートでチェコに出たり入ったり・・・今回で13回目の入国だった。もっと入国してる気がしたので、過去の訪問を指折りしながら、ひとつひとつ思い起こしている間にすぐにプラハに着いた。「初めてプラハの空港に降り立った時は初の旧共産圏国の独特なムードに圧倒されていたっけな・・・」。空港から市内までは結構な距離がある。初めて訪問した5年前は、重いスーツケースを抱え、ローカルバスと地下鉄Aラインに乗り継いで市内へ向かった。余裕で楽しみながらそのルートを楽しんだっけ。でも今は、体重の増加&体力の衰退ですぐにタクシー。「旅で重要なのは金より時間短縮!」と都合のいいように考えてる。

古い町並み、狭い路地、街灯の美しさ・・・何度行っても、胸が高鳴るプラハ。今回はどんな滞在になるのかな。

♦本屋と地図の話
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プラハに到着して、夜9時前なら必ずすることがある。
ヴァーツラフ通りに面するでっかい書店を覗くことである。これには理由が2つある。

1:今もっているプラハの地図よりも、もっと見やすい物が出ていないか。(出てたら僅かな違いでも迷わず買う)
2:「はろー書店に置きたい」と思う新刊書のチェック。
である。
すると、今回、3年ぶりに持っていた地図よりも見やすい物があったので購入した。
お世辞にも表紙は素敵に見えないが、これが非常にいい。(ごめんなさい、地図マニアの僕に少し付き合って読んでね。)

これであーる。
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良い点
1:リングで製本されてるところ。よって道中でも開きやすく、半面だけ開いておけるので便利。
2:ビルディング・ナンバー(番地)が記されている。
3:INDEXに全てのストリートネームが記されている。
4:地図の配色が見やすい。
*注目は2と3のコンビネーション。

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例えば、プラハを歩いていて、こんな面白そうなショーのポスターを見たとする。
左は、滞在してた週末に行われる「2006年プラハ・ジャズ・ウィーク」のポスター。
右は、かの有名な人形劇「フルビーネク」のシアターのポスター。

ŽELEZNÁ 16, PRAHA 1・・・これが、ジャズウィークのライヴが開催されるジャズクラブ"AGHARTA JAZZ CENTRAM"のアドレス。(ŽELEZNÁ =ストリートの名前。16=番地。PRAHA 1=プラハ1区。ということ。)
それで、地図のストリートインデックスで検索してみるとジェレズナー16番地は見つけられる。
番地が地図に記されていなくて、非常に長い道だと、下手すると地下鉄の駅2個分違ったりもするので、
無駄な時間と体力を使わなくちゃならないでしょ。だから、番地掲載は地図の絶対条件!と力を入れて言っちゃいます。
そう言う意味で、今回手に入れたこの地図は、何もかも理想に近いのです。価格は119コルナ=¥700くらいかな。
お薦めしちゃいます。


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「本屋と地図の話」を脱線して・・・
□ポスターにあったAGHARTA JAZZ CENTRAM&東欧ジャズの話  a17s.jpg フォルヒさんのギター

チェコにJAZZ?とお思いになる方は大勢いるのではないでしょいうか?JAZZといえばアメリカ!ですよね〜。でも、旧東欧のジャズカルチャーは、実はアメリカでも一目置かれている程なのです。旧東欧の中でも、特にポーランドとチェコのジャズメンはアメリカに渡たり、世界中で活躍しました(中でも代表的なのがジャコ・パストリアス(ポーランド・ベーシスト)。エミール・ヴィクリツキー(チェコ・ピアニスト)。)。1930年代には、アメリカで当時流行していたスウィング・ビッグ・バンドもチェコ国内で流行していました。なぜ東欧出身のジャズミュージシャンが西側諸国で注目されたのでしょう?わが国日本にも独特な旋律があるように、その国でなければ生まれなかった音楽というのがどの国にもあります。まずはその点で、チェコのクラシックを聞いても、その旋律の独創性は素晴らしいものがあります。しかし最近、身近に起きたことで考えさせられる出来事があったのです。
僕の所属するバンドのリードギターの中島が「フォルヒ」というブランド名のチェコのジャズギターを買いました。チェコ人のフォルヒさんが作ったギターです。聞いたこともないブランドです。しかも、音色を聞いたことも無い十数万円するギターを取り寄せて買ったのです。彼の購入理由はこうでした。「チェコが社会主義国を強いられてた時に、こうしたアメリカナイズされた商品の生産には規制があり、フォルヒはその時代にも密かにギターを作り続けていたんだ。その精神が気に入った」とのこと。

その届いたギターを持たせてもらった瞬間、その手触りとフォルムから「(アメリカのギター)テイラーに似てるね」と僕が言うと、彼は「鋭いね!フォルヒはテイラーを手本にした」と言いました。しかし音を出してみると、これがテイラーとはちがう。もっともっと暗くて、しかも瑞々しい、雨曇りの日が続くヨーロッパの天候のような音でした。それで中島はチェコ・クラッシックの名曲モルダウを弾いた。雫のような音・・・この時、中島が話したファルヒというギターの逸話、そして音色から、旧東欧のジャズミュージシャン達の奥に潜む精神を感じたのです。『伝統と文化を他国(旧ソビエト)の圧政から守ろうとした頑固さと、個人個人の思想と芸術性の自由』。これこそが、旧東欧ジャズメンが西側諸国で注目された大きな要因だと。残念ながら、日本から傑出したジャズマンは東欧諸国のように生まれてはいません。それは頑な精神のレベルの違いと感じてなりません。

上で掲載した街に貼られていたポスター・プラハの「AGHARTA JAZZ CENTRAM」は、そうした精神をも継承し続けてると言えます。プラハに行った時は、ナイトライフをアガルタで過ごしてみてはいかがでしょうか!

プラハ AGHARTA ホームページ

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♦本屋での話 (つづき)

上記したように、新刊書のチェックはプラハ一の巨大本屋でする。
今回は興味深い本が多かった。その一部をご覧下さい。
本当はもっとたくさんあったのですが、お店に入って来た時に楽しみが少なくなってしまうのでこれだけ。

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(左から)
★PETR NIKLの絵本・・・今はろー書店にある彼の本「海のさかなの気持ち」という本の著者と同じ。彼の2作目となる絵本。写真家・パフォーマー・デザイナー数々の顔を持つスーパーアーティスト。彼の独特な絵本の構成に「即買い」した方も多いはずです。入荷をご期待下さい。
★PETER BICHSELの絵本・・・4年前、スロバキアを訪ねたとき、とあるギャラリーで彼の絵を目にしました。ギャラリーと言っても本当に小さな商売っけのない入りやすいギャラリーでした。絵も廉価で木っ端とかに描かれていました。彼の絵に一目惚れした僕は、ホテルに帰り、どの絵を3枚買おうか検討しギャラリーに再訪。しかしギャラリーは閉店後。翌早朝、想いを残してウィーンへ向かったのでした。すると今回、彼の絵本が出ているではありませんか!暗いパックに鮮烈な絵は、サーカス団を連想してしまいます。
★マルケタ・プラチャティチュカーが挿絵したアンデルセン童話集・・・はろー書店で古書絵本として、このプラチャティチュカーは「いい!」と力を入れているアーティストの一人なのですが、全く人気がありません。でも、いいもん!これもいれちゃうぞ!と意気込んで帰国。
★ADOLF HOFFMEISTERの画集・・・コアなファンの多いチャペックと同時代(1910年代頃〜)から活躍していたアーティスト、アドルフ・メイステルの画集が出ていました。はろー書店には彼の絵本や挿絵を担当した観光書・エッセイなどが古書で置いています。しかしながら、これだけの作品量が集められて出されるのは、古書とは別で嬉しいものですね。


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*本屋の遊具場にあった、チェコの子供が描いたと思われるクルテクの絵。やっぱり、人気あるんですねぇ〜
けれど、どうしてKRTEKとチェコ語で書いていないのでしょう?この絵を描いた子は英語を習っているのでしょうかね。
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♦プラハの軽食 and some

*激うまポテチ 〜ボヘミールチップス 塩味
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数々のポテチをこれまで食べてきましたが、こんな旨いポテチは久々。本屋の帰り道、小腹減ったので商店で買って、ホテルで食べたのです。何が違うかというと、イモ!あまーい!「すいかに塩かけたら甘み増してうまいよ!」というセリフをそっくりこのポテチの説明に頂いちゃいます。チェコに行ったら是非食べてみて!!!!

*泣けるぜサンドイッチ
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寒くて体も冷えきって、小腹も減って、歩いて足も疲れて・・・そんな時にあったか〜いおにぎりとお茶を出されたら泣けません?そんな感覚、異国の地で体験できたら・・・。できるんです!教えちゃいます。これです!命名「泣けるぜサンドイッチ」。プラハNOVE MESTO地区・NAMESTI MIRU(ミール広場)にある小さなカフェ「KAVAANA」。ブルーチーズとオリーブのサンドイッチです。見た目決して洒落っ気はないのですが◎!あったかーいコーヒーとどうぞ。

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*ミール広場へは地下鉄A線NAMESTI MIRU駅で降りるか、トラム4,10,16,22番で行けます。このカフェKAVAANAは、広場を取り巻く道路沿いにあります。(歩いてたら見つけられるよ。)

■ミール広場とクリスマス市

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▲ミール広場ではこの時期、クリスマスマーケットが開催中でした。
トラムからみたこの光景に感動して、次の停留所で下車。

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(左から)□巨大ツリーの下にマリア様。その前で記念写真を撮る女の子。□ミール広場のイルミネーション□オーナメントを売るブース□可愛いガラスのキャンドルスタンドを売るブース□クリスマス時期に売られるお菓子たち。買った矢先からかぶりついてる人もいたので、クリスマスに食べるとは限らないようです。□そのお菓子の悪魔版。オーナメントに悪魔もとかもあって、ジョークで飾ったりするそうです。はろーにあるスロバキアのクリスマス用カードにも悪魔が付いていたっけ。

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▲チェコを代表する作家、チャペック兄弟の記念碑もミール広場にあるよ。左が画家であり兄のヨセフ、右がノーベル文学賞にもノミネートされた弟のカレル。

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▲ミール広場には大きな教会があり、礼拝堂に入って座って祭壇を眺めていたら、続々と人が集まってきました。丁度、礼拝の時間だったようです。僕は初めて約50分程の礼拝に参加してみました。終いに周囲の人と愛を確かめ合うため握手をしました。なぜかは説明がつきませんが、気持ちがすっとしました。礼拝を終えて外を歩きながら、24時間のうちの1時間を礼拝に捧げてる人々のことを無条件に尊敬しました。同時に「ゆとりある生活って、こういうことをいうのかも」と思いました。無心の1時間・・・オレはいつか持てるのだろうか。

ミール広場は見所が満載です。この広場にまずは立って、どの方角へ行っても、散策にはもってこいです。雑貨屋さんがポツリポツリあったり、美味しいお店があったりします。観光スポットとはちがったプラハの日常生活を体験出来るのではないでしょうか。

(続く)

投稿者 HELLO BOOKSTORE : 17:25 | コメント (0)

2007年03月20日

チェコ情報誌 別冊[CUKR]〜チェコってやっぱりアニメーション?

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現在、5号まで出版されているチェコ情報誌の"CUKRツックル"が、
この度別冊を発行しました。〜チェコってやっぱりアニメーション?〜というタイトル通り、充実した読みっぷりです。
一冊¥1,680にて、はろー書店で発売中。

別冊ツックル目次
1章「チェコアニメ2006」関連 
2章「シュヴァンクマイエル」
3章「温故知新」
4章「チェコ人の生活、日本にみえるもの」
★CUKR特製ペンダントヘッド付き。(今までツックルで使われたイラストの中から3種類のアクセサリーが作られたのです。)

投稿者 HELLO BOOKSTORE : 16:43 | コメント (0)

2007年03月04日

第18回絵本影写会

今回の影写会は、ハンガリーのちょっと変わったアドベンチャーをのぞいてみて。
どんなストーリーが展開されていくのか、画像を見ただけで「ワクワク&?・?・?」でしょう!
この2作品をどうぞお楽しみに! 

*前売りは 3月17日(土)から店頭で発売です。是非いらしてくださーい!


□上映作品(2本立)

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『ゼブラ・ゾリの冒険』
『ココイシとボボイサ』

4月14日(土)20:00~ SOLD OUT
4月15日(日)18:00~ SOLD OUT
*両日共に完売しました。

▼詳細をご覧下さい。

□上映作品(2本立)
今回上映の2作品は、ストーリーにあえて触れないでおきます。主人公を出しちゃうとみんなのワクワク感を奪っちゃうので・・・。どちらの映像も?・?・?でしょう。当日のお楽しみにしてネ! 

▼ 『ゼブラ・ゾリの冒険』
1982年代ハンガリー作品 カラ−30コマ

ものがたり:ベールテシュ・ティバダル
え:マチュカシー・ジュラ
編集:バルタ・ラヨシュ


▼ 『ココイシとボボイサ』
1984年ハンガリー作品 カラ−30コマ

ものがたり エレク・シャーンドル  
え:バーグレーティ・エーヴァ
編集:ラザール・ユーリア


□開催日
4月14日(土)20:00 SOLD OUT
4月15日(日)18:00 SOLD OUT
*両日共に完売しました。

□場所:はろー書店

□チケット  各回限定15名ほど
大人¥1500 *ハンガリーのスープ付き
小学生以下 無料 
(但し、子供1名につき、大人1名の同伴必要。二人目から¥700。無料入場されたお子様のスープは付属致しません。)

□チケット発売日
はろー書店 店頭にて 3月17日(土)12時から

お問合せ:はろー書店 (011)219-2776

絵本影写会はどんなイベント?

投稿者 HELLO BOOKSTORE : 15:24 | コメント (0)